ペットにおける健康診断の検査内容

query_builder 2025/05/28
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動物は言葉で不調を伝えられないため、飼い主が気づかないうちに病気が進行していることもあります。
そのため、ペットの健康を守るには定期的な健康診断が重要です。
そこで今回は、ペットにおける健康診断の主な検査内容についてご紹介します。
▼ペットにおける健康診断の検査内容とは
■視診・触診・聴診
視診では毛並みの状態や皮膚の異常、目・耳・口の中の様子を確認します。
触診は、お腹の張りやしこりの有無・リンパ節の腫れなどを調べる検査です。
また、聴診によって心音や呼吸音の異常がないかを確認し、心臓病や呼吸器疾患の兆候を見つけます。
■尿検査・便検査
尿検査では腎臓や膀胱の健康状態を調べるため、膀胱炎や尿路結石などの早期発見が可能です。
一方、便検査では寄生虫の有無や消化器の状態を確認します。
■血液検査
血液を採取して成分を分析し、内臓の機能や炎症の有無を調べる検査です。
赤血球や白血球の数値や、貧血・感染症の有無を調べるほか、肝臓や腎臓が正常に働いているかを評価します。
■レントゲン検査
骨の異常以外にも、心臓や肺の大きさなど、内臓の状態に問題がないか検査できます。
胃や腸内に異物がある場合、レントゲン検査で確認することも可能です。
■エコー検査(超音波検査)
超音波を使って、腹部や心臓の内部を詳しく調べます。
内臓の詳細な構造を観察できるため、特定の疾患の疑いがある場合に実施されることが多いです。
▼まとめ
ペットの健康診断では視診・触診・聴診といった検査から、レントゲンやエコー検査まで、多くの方法で健康状態をチェックします。
年齢や健康状態に応じて、適切な検査を受けるよう心がけましょう。
『ロッキー動物病院』は、犬・猫を専門とした動物病院を東淀川区で営んでいます。
経験豊富な獣医師と動物看護士が在籍していますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

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